情報デザインとは？（ITパスポート・テクノロジ系）

情報って、いっぱいありすぎると「何が大事か」わかりにくくなっちゃうよね。
でも、大事なポイントをきれいに整理して、見やすく・わかりやすく伝えることができたら…

今回は「情報デザイン」っていう、そんな“伝わりやすさ”のコツを紹介していくよ～！

情報デザインとは？

情報デザインとは、「情報を見やすく、わかりやすく整理・伝えるための考え方」のこと。

例えば…

• 伝えたいことを「図」や「色」で整理したり、
• ごちゃごちゃな文字を「順番」や「余白」で整えたり、

そうやって「見る人の気持ちになって」工夫するのが情報デザインなんだよ。

情報の「構造化」とは？

構造化っていうのは、情報をバラバラにしないで「グループごとに整理」すること。

たとえば…

• メニュー表で「ドリンク・ごはん・デザート」が分かれてる
• チラシで「見出し→説明→申込方法」って順になってる

こういうのが構造化された例だよ！

デザインの4原則

情報を「見やすく」するための有名なルールが、デザインの4原則！

原則	内容のポイント
近接（Proximity）	似た内容は近くに置く！バラバラにしない
整列（Alignment）	左・中央など揃えて見た目すっきり
反復（Repetition）	同じ見出しや色を繰り返して統一感UP
対比（Contrast）	大事なとこは大きく・色を変えて目立たせる！

資料づくりやスライド、プレゼンでもこのルールを意識するとグッと見やすくなるよ～！

UXデザインと情報整理の関係性

UX（ユーザー体験）っていうのは、ユーザーが「心地よく使えるかどうか」を大切にする考え方。

たとえば…

• ボタンがどこにあるかすぐわかる
• 説明が読みやすくて迷わない
• エラーメッセージがやさしい表現になってる

こういう気づかいも、ぜんぶ情報デザインの一部なんだよ。

視覚で伝える手法｜ピクトグラム・インフォグラフィックス

• ピクトグラム
  → トイレのマークや非常口のマークみたいに「文字なし」で伝えるシンボル。

• インフォグラフィックス
  → 数字やデータを、グラフ・図・イラストで「見た目で伝える」資料！

メリットとデメリット

メリット

• 情報が整理されて伝わりやすい
• 見た目がきれいで印象UP
• UXがよくなる

デメリット

• デザインルールに慣れないと難しい
• 時間や手間がかかることも

デザインに関するITパスポート試験の過去問！

見る人に意図が伝わりやすいデザインにするための四つの原則に関する次の記述中の a，b に入れる字句の適切な組合せはどれか。

〔四つの原則〕
近接：互いに関連する要素は近づけてグループにする。
a：要素を意図したルールに基づき配置する。
反復：要素ごとにデザインルールを繰り返す。
b：要素ごとの大小や強弱などの違いを明確にする。

ア　整列 価値
イ　整列 対比
ウ　操作 価値
エ　操作 対比

正解は『イ』

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