今回はソフトウェアの見積もり方法の、類推見積法と相対見積法について見ていくよ!
類推見積法とは
類推見積法は、過去の類似プロジェクトのデータを基にして、新しいプロジェクトのコストや期間を見積もる手法のこと!
この方法は、過去の経験や実績から類似性を見つけ出し、それを新しいプロジェクトに適用することで見積もりを行うの!
主に、データが限られている場合や、比較的小規模なプロジェクトで利用されます。
歴戦の猛者が、見ただけでお持ち帰れるかどうかを判断するような経験者の技だね🍄
相対見積法とは
相対見積法は、プロジェクトの要素を相対的に比較して見積もる手法のこと!
この方法では、タスクや機能をポイントシステムで評価し、それぞれの難易度や労力を相対的に比較するの。
特にアジャイル開発では、ストーリーポイントやTシャツサイズ(XS, S, M, L, XL)といった比喩を用いて見積もりを行うことが一般的よ🎯
メリットとデメリット
メリット
<類推見積法>
シンプルで理解しやすい: 既存のプロジェクトとの比較に基づくため、非技術的なステークホルダーにも理解しやすい。
迅速な見積もり提供: 過去のデータがあれば、比較的速やかに見積もりが可能。<相対見積法>
フレキシビリティ: 新しい要素や変更があった場合でも、見積もりの調整が容易。
チームのコンセンサス形成: チームメンバー全員の意見を聞くことで、より納得感のある見積もりが行える。
デメリット
<類推見積法>
過去のデータ依存: 適切な過去のプロジェクトがない場合、正確な見積もりが困難。
プロジェクトの独自性が考慮されない: 新しい要素や未知のリスクを考慮に入れにくい。<相対見積法>
主観性が高い: 見積もりの精度が参加者の経験や知識に大きく依存する。
学習曲線: 新しい方法やポイントシステムに慣れるまで時間がかかることがある。
過去の経験で、すぐ決めれる!
恋愛も経験が多ければ多いほど上手だもんね💞
類推見積法に関するITパスポート試験の過去問!
Q:過去の類似プロジェクトのコスト実績を用いて、新たに開始するプロジェクトのコストを類推し見積もった。このようなコスト見積り方法の特徴はどれか。
答え:エ
ア:詳細情報から積み上げる見積り方法より作業負荷が大きい。
イ:プロジェクトの初期より後期の段階で活用されることが多い。
ウ:他の見積り方法より正確なコスト見積り結果が期待できる。
エ:他の見積り方法より見積りに要する費用は少ないが、正確さでは劣る。
正解は、『他の見積り方法より見積りに要する費用は少ないが、正確さでは劣る。』
簡単に見積もることができるためコストは少なくてすみますが、担当者の経験の差によって結果に差が出やすい特徴があるの!
「詳細情報から積み上げる見積り方法より作業負荷が大きい。」は積み上げ法のこと。
「プロジェクトの初期より後期の段階で活用されることが多い。」システムの詳細機能が確定する前の初期段階で活用される。
「他の見積り方法より正確なコスト見積り結果が期待できる。」類推法は見積もり担当者の勘や経験によって結果があ有されるため客観性や正確性に欠ける。
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