<iframe src="//www.googletagmanager.com/ns.html?id=GTM-KRK26M" height="0" width="0" style="display:none;visibility:hidden"></iframe>

WBSとは(ITパスポート・マネジメント系)

今回は、ビジネスマンに大事なWBSについて紹介していくよ〜!
ガントチャートでよく利用されるので、ガントチャートをまだ見れてない人は、ガントチャートも読んでみてね!

WBSとは

WBS(Work Breakdown Structure)とは、直訳すると「作業分解構成図」のこと!
これは、大きなプロジェクトを複数の小さな作業(Work)に細分化(Breakdown)し、それらを一つの図(Structure)にまとめるという考え方なの!
プロジェクトに必要なタスクを段階的に分割し、その計画を立て、進捗を管理するという方法です。
WBSはプロジェクトを進める上で全体の作業内容を整理するのに非常に有用だから、「プロジェクトを成功させる秘訣はWBSにある」と言っても過言ではないのよ!

WBSを使えば彼氏できるかなぁ。。。

自分磨きをする
・服を買いに行く
・髪を切りに行く
・筋トレをする

どこでナンパするか市場調査を行う
・人通りが多い場所はどこか調査を行う
・人通りが多くなる時間の調査を行う

声をかける
・歩いている人に声をかける
・待ち合わせしている人に声をかける

このような感じで、タスクを細分化していくのがWBS!

WBSの種類

WBS(Work Breakdown Structure)は、その構造の中心となる軸によって、主に次の2つの種類に分けることができるの!

プロセス軸のWBS

1つ目はプロセス軸のWBS

プロセス軸のWBSというのは、中長期のプロジェクトに利用される軸で、プロジェクトを構成する各作業やタスクを、細かな部分に分けて整理し、構造化する手法を指します。それぞれのタスクがどのように連携し、全体のプロジェクトを形成しているのかを見える化することが目的!

筋トレは頑張ってるんだけどなぁ。。。

成果物軸のWBS

2つ目は成果物軸のWBS

成果物軸のWBSとは、成果物がはっきりと定義されていて、期間が短いプロジェクトに対して利用される軸で、プロジェクトのゴールとなる成果物を最初に明確に設定し、その達成に向けてどのようなタスクが必要かを分解し、それぞれを順序づけて全体の流れを作り出す手法のこと!
この方法では、具体的な成果物から逆算することで、必要なタスクを明確にし、効率的な進行を可能にするよ!

成果物軸のWBSは、ダイエットして、良き体型を身につけるって考えるとわかりやすいかも

調査
・好きな子のタイプを知る
・好きな子の好きなものを知る

自分磨き
・好きな子のタイプに合わせて、服装や髪型を変える

関係構築
・共通の友達を使って関係を深める
・声をかけてデートの約束を得る

モテる男子の頭の中はこうらしい⭐️

WBSのメリット

ここまででWBSは大切だとみんなにわかってもらえたと思うので、改めてWBSのメリットをまとめていくよ!

WBSのメリット

①タスクが明確になる
②スケジュールが組みやすくなる
③役割分担が容易になる
④工数見積もりが正確になる
⑤進捗管理が明確になる
⑥スコープが明確になる

一つずつ見ていきましょう!

①タスクが明確になる

WBSの一つの特長はその階層構造です。ただタスクを並べるのではなく、上位から下位に向けて順にタスクを明確化するため、新たなタスクが思いつきやすくなり、自身の思考も整理されるよ。

②スケジュールが組みやすくなる

WBSを用いることで、タスクの洗い出しを行い、それをガントチャートに展開することで、効率的な作業手順を組むことができます。タスクが細分化され、その役割や手順が明確になることで、初めて具体的なスケジュールを組むことが可能!

③役割分担が容易になる

タスクが細分化されると、それぞれのタスクに対する担当者の割り当てが可能になります。タスクの分解が不十分で「全員でやる」というアプローチを取ると、責任の所在が曖昧になり、遅延が生じる可能性があります。具体的な担当者を割り当てることで、タスクの並列実行が可能となり、全体の作業を効率化することが可能!

④工数見積もりが正確になる

「100人分のカレーを作るのにどれくらいの時間がかかるか?」といった質問に対して、WBSでタスクを分割し、それぞれのタスクにかかる時間を計算することで、正確な工数見積もりが可能になります。タスクの細分化が不十分な場合、工数見積もりは大きな誤差を生む可能性がある。

⑤進捗管理が明確になる

WBSによってタスクが細分化されることで、各タスクの進捗状況がはっきりと見えるようになります。どのタスクが遅延しているのか一目でわかり、それによって上位のタスクや全体の進捗状況を把握することが簡単になるよ。

⑥スコープが明確になる

「カレーを作る」というような抽象的なタスクでも、WBSによるタスク分割を行うことで、具体的な作業内容が明確になります。これにより、プロジェクトのメンバーやユーザーが何が計画されているのかを共有することができます。WBSは、タスクの洗い出しと同時に、作業の範囲を明確にする重要な役割を果たすの。

WBS標準を持とう

このWBSを毎回プロジェクトが始まる度に新しく考え出し、作るというのは非効率的な方法と言えます。なぜなら、料理で言えばレシピのように、プロジェクトの形式や要件に基づいたWBS標準を持っていることが重要だからよ!

もし、適切なWBS標準を準備していないと、タスクの漏れやWBSの不十分な展開といった問題が必ず起こります。これは、プロジェクトの全体像を把握するための図式化が不十分であり、必要な作業やタスクが見逃される可能性があるからです。

したがって、プロジェクトの種類に応じてWBSの標準を持つこと、そしてそれを各プロジェクトで活用し、定期的にその標準WBSを見直していくことが重要です。これは一見簡単なことのように思えますが、実際にはこれができていない場合、個人依存型の手法が多く見られるの。
だからこそ、私たちはこの点に注意を払い、効率的なプロジェクト管理を心がけるべきなのよ!

WBS作成方法

WBSを作るのは、以下の4つのステップで行うことができるの!

WBSのメリット

①プロジェクトの成果物やプロセスから逆算し、必要な作業を洗い出す
②洗い出した作業の粒度と順序を整理する
③作業の構成と期日を設定する
④各作業に担当者を割り当てる

プロジェクトで達成したい目的や成果物を明確に定義

プロジェクトで達成したい目的や成果物を明確に定義し、そこから逆算して必要な作業を洗い出すの!

この作業はプロジェクト全体を通じて何を行うべきかを明示する重要なステップ。特に、複数のフェーズを含む大規模なプロジェクトでは、各フェーズごとにタスクを分けて考えると良いでしょう。

例えば、Webサイト制作のプロジェクトでは、企画、設計、デザイン制作、実装、コーディング、リリースといったフェーズが存在します。これらの各フェーズをさらに細分化することで、作業の洗い出しをより詳細に行うことができます。
ただし、あまりに細かいタスクはWBSに盛り込むと管理が煩雑になる可能性があるので、十分な注意が必要なの!

洗い出した作業の粒度と順序を整理

粒度とは、作業に必要な工数や所要時間のことを指します。
作業の粒度がばらつくと、WBSが不均衡な形になる可能性があるため、あらかじめ一定の範囲内に収まるように整理します。
また、作業の順序を整理することも重要。作業間の依存関係を考慮に入れ、適切な順序で作業が進行できるようにしていくの!

作業の構造化と期日の設定

作業を構造化する際は、各作業の関係性や業務負担を均等に分散させることを考慮します。

そして、各タスクの期日を設定します。プロジェクトを実行すると、計画段階では想定していなかったタスクや問題が生じることがあるので、期日には余裕を持たせようね!

各作業に担当者を割り当てる

最後のステップでは、各作業に担当者を割り当てます。全てのタスクに担当者を設定することで、作業の進行状況を明確にし、責任の所在を明らかにします。
特に、細かいタスクでは、担当者が不在になりがちなので、注意が必要。問題が生じたときに迅速に対応できるように、必ず全てのタスクに担当者を割り当てることが重要なの!

WBSに関するITパスポート試験の過去問!

Q:プロジェクトで作成するWBSに関する記述のうち,適切なものはどれか。

ア:WBSではプロジェクトで実施すべき作業内容と成果物を定義するので,作業工数を見積もるときの根拠として使用できる。
イ:WBSには,プロジェクトのスコープ外の作業も検討して含める。
ウ:全てのプロジェクトにおいて,WBSは成果物と作業内容を同じ階層まで詳細化する。
エ:プロジェクトの担当者がスコープ内の類似作業を実施する場合,WBSにはそれらの作業を記載しなくてよい。

正解:ア

正解は『WBSではプロジェクトで実施すべき作業内容と成果物を定義するので,作業工数を見積もるときの根拠として使用できる』
WBS ( Work Breakdown Structure )は、プロジェクト目標を達成し、必要な成果物を過不足なく作成するために、チームが実行すべきタスクを最小単位で階層的に管理するもの。各タスクごとに内容・スケジュール・目標を設定することでプロジェクト管理をしやすくする目的で用いられるの!


WBSでは成果物や作業が細かく定義されるので、それぞれの作業工数やスケジュールの予測を立てやすくなる。分割した成果物や作業ごとに作業工数を割り当て、それを積み上げて全体の作業工数を見積もる手法があるよ!
補足:「スコープ」とはプロジェクトの実施範囲。プロジェクトで実施しない作業はWBSに記述しない

ITパスポート試験をスマホで手軽に勉強!

「えろ勉」も戦略的に開発&運営しております。この記事が勉強になった!ためになったよ〜って思ったら、なんかアクションをお願い!!「えろの力で勉強するゲーム:えろ勉

このように、APIがあるおかげで、もっと便利で、もっと革新的なサービスが次々と生まれているのよ。これからも、この流れは加速していくだろうから、目が離せないわね!


関連記事

TOP