こんにちは〜!今日はITパスポート試験対策として、「QC七つ道具」について学んでいこうと思います。これ、品質管理を学ぶ上でめちゃくちゃ大切なツールなんですよ。ちょっと堅い話になるけど、楽しく解説していくので、一緒にがんばりましょうね!
QC七つ道具とは
「QC七つ道具」とは、品質管理(Quality Control)の現場で使われる基本的なツールのこと。
これらのツールを使うことで、問題を解決したり、プロセスを改善したりすることができるんです。
それでは、一つずつ見ていきましょう!
層別(Stratification)
層別っていうのは、データを似た特性ごとにグループ分けして分析する考え方!
これによって、問題の原因が特定の条件下で起こっているのかがわかりやすくなるんです。
これだけQC七つ道具の中で唯一グラフ等がないただの考え方!
・どんな目的で分けるのか
・どのような分け方が適切なのか
・重複せず、しかももれなく分けられているか
という点に気をつけて分けるの!
データを分類した後に、QC七つ道具で分析!!
パレート図(Pareto Chart)
パレート図は、問題の原因とその影響度を棒グラフと折れ線グラフで表したもの。
よく「重要な少数」と「重要でない多数」という原則を可視化するのに使われます。
これを見ることで、取り組むべき優先順位が明確になるんですよ。
散布図(Scatter Diagram)
散布図は、二つの変数の関係性を点でプロットして視覚化するツール。これによって、変数間に相関関係があるのかが一目でわかります。
ヒストグラム(Histogram)
ヒストグラムは、データの分布を棒グラフで表したもの。
データがどのように集まっているのか、どんな傾向があるのかを視覚的に理解できます。
管理図(Control Chart)
管理図は、プロセスが安定しているかどうかを時間の経過と共に追跡するためのツール。
上限値と下限値の間でデータがどのように分布しているかを示します。
特性要因図(Cause and Effect Diagram)
特性要因図、またの名を「フィッシュボーン図」とも言います。
問題の原因を「人」「機械」「材料」「方法」の四つのカテゴリーに分けて考えることができるんです。
チェックシート(Check Sheet)
チェックシートは、特定の問題やデータを簡単に記録・集計するためのツール。
これを使うことで、データ収集がとっても楽になります。
これがあれば、誰がやっても漏れがなくなるよね!
チェックシートの存在自体を忘れることが多々ある….。
QC七つ道具に関するITパスポート試験の過去問!
Q:システム開発プロジェクトの品質目標を検討するために,複数の類似プロジェクトのプログラムステップ数と不良件数の関係性を示す図として,適切なものはどれか。
答え:イ
ア:管理図
イ:散布図
ウ:特性要因図
エ:パレート図
正解は『散布図』
プログラムステップ数と不良件数という2つの要素の関連性を可視化できる図であることが求められる状況では、2項目間の分布・相関関係の把握に使われる散布図が必要
「管理図」は、工程の状態や品質を時系列に表し、工程が安定した状態にあるかどうかを判断するために用いる図
「特性要因図」は、「ある結果は、どのような要素によってもたらされたのか」を明確にする図。フィッシュボーン図とも呼ばれている
「パレート図」は、値の大きい順に分析対象の項目を並べた棒グラフと、累積構成比を表す折れ線グラフを組み合わせた複合グラフ
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さて、QC七つ道具についてざっくりと学んでみましたが、いかがでしたか?これらのツールを上手に使うことで、品質管理の現場がグッと改善されるんです。
ITパスポート試験だけでなく、仕事でも役立つ知識ばかりなので、しっかりと押さえておきましょうね!それでは、また次回!楽しく学んでいきましょう〜!