不正アクセス禁止法・コンピュータウイルスとは？（ITパスポート・ストラテジー系）

こんにちは〜！今日はちょっとセキュリティー寄りの話題をピックアップしてみました！
大事な事だから丁寧に解説していくよ〜！

不正アクセス禁止法とは

「不正アクセス禁止法」とは、他人の許可なくコンピュータやサーバーにアクセスすることを禁じた法律のこと。

例えば、
・他人のIDやパスワードを盗用したり、システムを利用可能とする行為
・不正な手段でアクセス認証を突破する
・セキリュティの穴を突いてシステムを不正に利用可能にする行為

などの不正アクセスを禁止たり、不正アクセスを助長する行為に罰則をつけたりする法律よ！

安全なインターネット社会を守るために、めちゃくちゃ大切なルールなんです。

ウイルスとは

ウイルスって聞くと体に悪いものを想像しちゃうかもしれないけど、コンピュータの世界でも似たような存在があるんです。

コンピュータウイルスは、プログラムやファイルに潜んで、意図しない動作を引き起こしたり、データを破壊したりします。
メールの添付ファイルや怪しいサイトからダウンロードしたファイルに隠れていることが多いので、注意が必要なの！

コンピュータウイルスの種類

コンピュータウイルスにはいくつかの種類があります。

たとえば、

トロイの木馬	有益なソフトウェアに見せかけて、実は悪意のある動作 （データのコピーやコンピュータの悪用）をするもの。
ワーム	ネットワークを介して自分自身を複製し続けるタイプ。 作成が容易なため、種類が急増している。
狭義のウイルス	他のプログラムに寄生し、その機能を利用する形で発病する
マイクロウイルス	アプリの持つマクロ機能を悪用したもので、 ワープロやエクセルなどに寄生して感染を広げます。

これ以外にも、「ランサムウェア」などはデータを人質に取って、解放と引き換えにお金を要求するなんていう、ちょっと怖いやつも…。

これらを防ぐためにも、セキュリティ対策はバッチリしておきましょう！

プロバイダとは

インターネットを使う上で、「プロバイダ」って言葉を聞くことがありますよね。
プロバイダとは、インターネット接続サービスを提供している会社のこと。

私たちがインターネットを使えるのは、プロバイダがいろいろと背景でサポートしてくれているからなの！
メールサービスやウェブスペースの提供など、さまざまな付加サービスもあるので、自分に合ったプロバイダを選ぶことが大切！プロバイダでウイルスを防いでくれたりするサービスもあるよ

不正アクセス禁止法に関するITパスポート試験の練習問題！

Q：不適切な行為a〜cのうち，不正アクセス禁止法において規制されている行為だけを全て挙げたものはどれか。

a：他人の電子メールの利用者IDとパスワードを，正当な理由なく本人に無断で第三者に提供する。
b：他人の電子メールの利用者IDとパスワードを本人に無断で使用して，ネットワーク経由でメールサーバ上のその人の電子メールを閲覧する。
c：メールサーバにアクセスできないよう，電子メールの利用者IDとパスワードを無効にするマルウェアを作成する。

ア：a，b
イ：a，b，c
ウ：b
エ：b, c

答え：ア

正解は『a,b』
不正アクセス禁止法は、不正アクセス行為やそれを助長する行為を禁止する法律。名前のまんま！

禁止されている行為は5種類
・不正アクセス行為そのもの
・業務その他正当な理由がある場合を除いて、第三者に他人の認証情報を提供する
・他人の認証情報を取得する
・他人の認証情報を保管する
・管理者になりすまして認証情報の提供を要求する

マルウェアを作成する行為は、不正アクセス禁止法ではなく刑法(不正指令電磁的記録作成等)で規制されている

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