今日は、ビジネスの世界で超重要な「与信管理」と「与信限度額」について、わかりやすく紹介していくよ〜!
与信とは
そもそも与信とは、お金を貸したり、クレジットカードの発行等を行うときに、取引相手に融資や融資枠などの信用を与えること!
証券会社による信用取引や銀行の貸出(融資)、広くは商品を先に渡して後から代金を回収する売掛やツケなどもこれにあたるの!
なので、与信がないというのは、信用がないということ!ブラックリストに入っている人は与信がないよ!
恋愛と一緒で今までどんな遊び方や、浮気歴、元カノとの関係によって信頼できるかできないか大体わかるよね。
なので、与信を見る時も基本的には過去の履歴と今の情報を調査することが多いよ!
わたしは経験がないから真っ白ってことでいいのかな。
与信管理とは
与信管理とは、企業が取引を行う際に、お客様や取引先の信用を評価し、リスクを管理することを言います。
要は、「この人や会社と取引しても大丈夫かな?」をしっかりチェックして、会社のお金を守る活動のこと。
信用情報の収集や分析を行い、取引を進めるかどうかの判断材料にするんです。
ナンパ待ちでも同じで、声をかけてくる男性に、本当についていって大丈夫なのかを見極める必要があります。
これを見極めないと、ナンパも企業も事件に巻き込まれたり、損をするので、慎重に判断することが求められるの!
事件に巻き込まれないように注意してたら未経験OLになっちゃったの。

与信限度額とは
与信限度額とは、与信管理の一環として、お客様や取引先に対して設定する、取引可能な最大額のこと。
つまり、「この額までなら取引OK!」というラインを事前に決めておくわけです。
与信限度額を設定することで、万が一の時に大きな損失を避けることができるよ!
ただどの範囲まで、与信限度額とするかは企業によって違うので、一般的には、総債権額とすることろが多いの!
与信管理のメリットとデメリット
メリット
・企業が不良債権を抱えるリスクを減らすことができます。
・信用の低い取引先とのリスクを事前に把握し、適切に対応できるので、経営の安定につながる
・与信限度額を設定することで、取引の範囲が明確になり、企業間の信頼関係の構築にも役立つ
デメリット
・与信管理を行うには、信用情報の収集や分析にコストと時間がかかる
・与信限度額を厳しく設定しすぎると、良好な取引先とのビジネスチャンスを逃す可能性がある

与信に関するITパスポート試験の練習問題!
Q:与信限度額が3,000万円に設定されている取引先の5月31日業務終了時までの全取引が表のとおりであるとき,その時点での取引先の与信の余力は何万円か。ここで,受注分も与信に含めるものとし,満期日前の手形回収は回収とはみなさないものとする。

ア:1,100
イ:1,900
ウ:2,200
エ:2,400
答え:イ
正解は『1,900』
与信限度額は取引先ごとに定められる債権額の限度のこと
債権額とは未回収の売上額、与信の余力は
「与信限度額−現在の債権額」
受注も含めた取引先に対する売上の合計は、
400万円+300万円+600万円+200万円=1,500万円
回収済の金額ですが、満期日前の手形は回収とみなさないとあり、5/10に回収した手形の満期日は6/10なので、5/31時点では回収額に含めない したがって、回収済の金額は5/31の現金回収の400万円のみ
5/31における取引先に対する債権額は、両者の差額である
1,500万円−400万円=1,100万円
与信限度額は3,000万円なので、与信の余力は
3,000万円−1,100万円=1,900万円
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さて、与信管理と与信限度額について、少しは理解が深まったでしょうか?ビジネスをする上で、リスク管理はとっても大切。これらの知識が、あなたのITパスポート試験、そして将来のビジネスシーンで役立つこと間違いなしです!
