今日は、ビジネスの世界でよく聞く「株式会社」、「株主総会」、「持株会社」について、わかりやすく紹介していくよ〜
それぞれのメリットとデメリットもしっかりチェックしていきましょう！
株式会社とは
株式会社とは、企業形態の一つで、会社の資金は株式という形で出資者から集めます。
出資者を株主と呼び、株主は出資額に応じて会社の利益に対する権利（配当）や会社の運営に対する権利（投票権）を持つんです。
株主は、以下のような権利を持っています。
- 会社で利益が出たときは、配当(出資したお礼)を受け取れる
- 会社の経営に株主総会を通じて参加できる
株式会社は株主から資金を調達し、その代わりに権利を与えて事業を行っていきます。
なので、お金さえ出資すれば、企業の経営に関わることができる企業形態なんです。
株主総会とは
株主総会とは、株式会社の株主が一堂に会して、会社の重要な事項を決定する会議のこと。
年に一度は定期株主総会を開催する義務があるの！
ここでは、経営陣の選任や、事業計画、配当に関する決議などが行われます。
株主のみなさんが、会社の舵取りに直接関われる大事な場所！
持株会社とは
持ち株会社とは、他の会社の株式を持つことを主な事業とする会社のこと！持株会社自体は商品を生産したり、サービスを提供したりするわけではなく、子会社の経営管理や支援を行います。このスタイルだと、グループ全体の戦略を一元管理できるのが特徴です。
株式会社のメリットとデメリット
メリット
・多くの人から資金を集めやすく会社が成長しやすい
・株主が株主総会で会社運営に参加できるため会社の透明性が保たれる
・効率的なグループ経営が可能
デメリット
・経営の失敗が株価の下落に直結し、株主に損失をもたらすリスクがある
・株主の意見が多様で合意形成が難しい
・持ち株会社は、子会社の経営に介入しすぎると、自立性を損なうリスクがある
株式会社に関するITパスポート試験の練習問題！
Q：株式会社の最高意思決定機関はどれか。
答え：ア
ア：株主総会
イ：監査役会
ウ：代表取締役
エ：取締役会
正解は『株主総会』
「株主総会」は会社の持ち主(出資者)である株主が集まって、会社についての意思決定をする会のこと
この場では、会社に関する重要事項を決議したり、経営者に不満があれば意見を述べたり問責にかけたりできるの
「監査役会」は、監査役会は、監査役全員によって構成され、取締役の職務執行を監査する会のこと
「代表取締役」は、株式会社の取締役のうち代表権を有する人のこと
「取締役会」は、取締役全員で構成され、株式会社の業務執行の意思決定等を行う会のこと
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さて、今日はここまで！株式会社や株主総会、持株会社について、少しは理解が深まったかな？ビジネスの世界は奥が深いですが、ひとつひとつクリアにしていけば、大丈夫！
